あらすじ
中学生の少年・蒼月潮は、寺の住職をつとめる父親と二人暮らし。ある日、彼は自宅にある蔵の地下室でとんでもないものと出会ってしまう。それははるか昔、凶悪なバケモノとして民に恐れられ、「獣の槍」によって五百年間も封じ込められていた大妖怪であった！
槍を引き抜いてしまった潮はあわや妖怪に食われかかるが、同時に眠りから目覚めた「獣の槍」の力によって変身し、妖気に群がってきた他の妖怪たちをあっという間に撃破する。槍の威力を恐れて思わず協力してしまった大妖怪は、潮に「とら」と名付けられ、行動を共にすることに。かくして「獣の槍」の伝承者となってしまった少年と、いつか彼を食ってやろうとつけ狙う大妖怪の“うしとら”コンビが誕生したのだった。
そして襲いくる妖怪どもを次々と蹴散らしていく彼らは世界の存亡をかけた壮大な戦いに巻き込まれていく・・
好きなキャラクター
名前：蒼月 潮
うしおととらで一番好きなキャラクターは誰かと聞かれたら一番初めにでるのは蒼月 潮です。
直情的で喧嘩早く、白面のものとの因縁により過酷な運命へと巻き込まれていきます。
蒼月 潮の行動理由には、必ず他人への思いやりが見え隠れします。
その言葉や行動は連載当時の少年達の心を熱くさせました。
妖怪とらとの腐れ縁も良く描かれており喧嘩するほど仲が良いというのは
うしおととらの関係を言うんだろうなと思いました。
おすすめの感動回
おすすめの感動回は第17話と第18話です。
第17話と第18話は獣の槍に魂を食われたうしおが
獣になって妖怪をひたすら退治していきます。
うしおを人間に戻すためにうしおが助けた5人の女達が命をかけて、
うしおの髪を櫛でとき少しづつ獣から人に戻していきます。
獣になったうしおから櫛をとるために妖怪のイズナが命懸けで
うしおから櫛を取ったり、とらがいつものように悪態をつきながら
うしおを人に戻すために協力します。
うしおが助けた人達が次はうしおを助けてくれます。
その過程には、たまらないものがあります。
うしおととらのエピソードの中でも大好きな回です。
感想
久しぶりにうしおととらを見ましたがやっぱりおもしろいですね。
藤田和日郎先生の作品は、からくりサーカスや双亡亭壊すべしなど色々と読みましたが
その中でもうしおととらは別格のおもしろさを誇ります。
アニメ版は名作のリメイクだけあって作画や声優陣の演技は素晴らしいの一言です。
特に最終版の白面のものと妖怪と人間が一緒に戦っているシーンのうしおの
「今、俺達は・・・太陽と一緒に戦っている！」
はうしおととら最大の名場面と言っていいと思います。
白面のものに人間や妖怪の繋がりを消されたうしおが最後の最後に
その繋がりを取り戻しからこそ心に響く名言です。
うしおととらは最初から最後まで夢中になって見れる作品です。
おすすめのサービス回
第02話、第06話、第10話、第11話、第14話、第16話
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