今回は以前から紹介したかったアニメのRe:ゼロから始める異世界生活を紹介します。
キーポンはWEB小説版の最新話まで読んでいるのでネタバレや考察があります。
では、おすすめアニメ紹介を始めます。
あらすじ
無力な少年が手にしたのは、
死して時間を巻き戻す
“死に戻り”の力。コンビニからの帰り道、突如として異世界へと召喚されてしまった少年・菜月昴。
頼れるものなど何一つない異世界で、無力な少年が手にした唯一の力……それは死して時間を巻き戻す《死に戻り》の力だった。
大切な人たちを守るため、そして確かにあったかけがえのない時間を取り戻すため、少年は絶望に抗い、過酷な運命に立ち向かっていく。
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
好きなキャラクター
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名前:ナツキ・スバル
一人目は、傲慢大罪司教のナツキ・スバルです。
スバルは魔女因子の適正者で彼が担当する大罪は傲慢です。
傲慢の能力は、まだ謎に包まれている部分も多いですが、
スバルに対する状態異常無効はあるかと思います。
怠惰担当のペテルギウスの見えざる手が見えたり、
暴食の記憶消去がスバルには効果を発揮しないですからね。
魔女因子は、スバルとの結びつきが強くなるほど効果を発揮するので、
今後、スバルが状態異常にかかってもそれはまだ傲慢の魔女因子との結びつきが
弱かったで説明できそうです。
死に戻りは、魔女サテラ(過去エミリア)の能力で、その力を
スバルに与えているだけなのでスバルの能力とは無関係です。
次にナツキ・スバルの傲慢は何かといったことですがそれはエミリアを救うために
世界全体をエミリアを救う方向に変えていることだと思います。
たった一人の人間のために、世界全体の方向性まで変えてしまうこれを
傲慢と言わず何というのでしょう。
スバルの目的は、エミリアが好きだからエミリアが笑って過ごせる未来に
連れ出してやりたいですからね。
スバルの言動や行動には目が離せない魅力があるかと思っております。
名前:パック
二人目は、パックです。
パックは、エミリアの召喚獣でその陽気な態度と高い戦闘力で人気のキャラクターです。
終焉の獣とも言われ、エミリアが死んだ場合には、契約に従い世界を滅ぼします。
パックの正体は何かと考えたのですが、恐らく400年前の過去に戻ったスバルが変化した姿です。
WEB版の最新話まで読んでいると分かりますが、ナツキ・スバルは
この先400年以上前の過去に戻り過去の魔女教大罪司教達をエミリアと一緒に倒します。
その過程でスバルは賢者フリューゲルと呼ばれるようになります。
パックが過去に戻ったスバルとする根拠ですが、WEB小説に下記の記述があります。
「リア――! マズイ、魔女教だ! 大罪が……こんなタイミングで、なんで!」
「リア! 今すぐ、今すぐだ! 今すぐにここを離れるんだ! あれと……大罪司教と出会っちゃいけなかった! 試練が始まる! それが課されたら、恐ろしいことになるんだ!」
「思い出した、今、やっと! あれと……あいつと会って、ようやく思い出せた! なんで、こんなことを忘れて……まだ、思い出せないこともたくさんあって……こうならない限り、思い出せないようにして……だとしたら!」
空を仰ぎ、小さな体をめいいっぱい伸ばし、パックは叫ぶ。
「話が違うぞ――エキドナッ!!」
焦燥感を、憎悪を、それらを帯びた声が高らかに木霊し、パックは息を荒げながら頭を振る。
「なんで、だ。なんで、こんなときにボクは……いや、違う。思い出してきた。違う。そうだ、違う、違う! 違う! ボクは……お、れは」
「――俺の娘に、汚い手で触れようとしてんじゃねぇよ!!」
「やっと、一番大事なことを思い出した……。これを守るためなら、契約もしがらみも何もかもどうでもいい。くだらないことに縛られてたって、今、思い出した」
「俺が何のために、こうなったのかが思い出せた。娘を守るためだって、ようやく――そのための制約がこうだっていうなら、あの性悪め」
彼女の胸元、緑の光を放っている結晶石がある。精霊であるパックの依り代であり、エミリアとパックを繋ぐ大切な石だ。
それがふいに、触れてもいないのに粉々に砕け散っていた。
「ボクが……俺が制約を破ったから、取り立てが始まった。最初からこうなることまで織り込み済みだったのか……だとしても」
振り返り、パックはエミリアの顔の前へと高さを合わせる。
エミリアは、そのパックの行いに瞳を戸惑いで揺らす。そんなエミリアを見つめて、パックはその表情に愛おしいものを見る色を浮かべた。
「リア、お別れだ――」
「制約を破って、もうこの体は繋ぎ止めておけない。君の傍にいることも、対価を奪われてしまって無理だ。――ごめんね」
「――お行き。ボクの世界で一番大切で、可愛い、愛しいエミリア」
「――そうだろうな」
小さな手でピンク色の鼻を擦り、パックはシニカルに笑う。
「今でこそこんなナリだが、もともとはもうちょっと手も足も長くて、ハンサムな顔してたはずなんだよ。娘があれだけ可愛ければ、当然だろ?」
引用:WEB小説 Re:ゼロから始める異世界生活 第四章72 『BADEND1、5、11』より
上記の記述を見る限りほぼ確定でナツキ・スバルですよね。
つまり、過去に戻ったナツキ・スバルは、エミリアを助けるためにパックの姿に変化しました。
体を人間から精霊に作り変える際に魔女エキドナの力を借りて契約を行い記憶の大半を失った。
この可能性が高いかと思います。
どのような姿になろうともエミリアを助けるナツキ・スバルの意思を感じます。
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名前:パトラッシュ
3人目はパトラッシュです。
ナツキ・スバルがクルシュ邸で一目ぼれして決めたのが、地竜のパトラッシュです。
パトラッシュの行動を見ていると献身的でスバルを守るためならどのような危険な状況にも
迷わず飛び込んでいきます。
彼女の正体に対する考察ですが、恐らく400年以上の過去に戻ったレムです。
根拠はパトラッシュの行動や凛としている品格、そしてスバルを守る為なら
どこまでも攻撃的になれる性格がレムにそっくりだからです。
ナツキ・スバルが一目ぼれもするわけですよね。
アニメの第2期からレムの出番はほとんど無くなりますが、すぐそこにいた!というのは
原作者の長月達平先生がやりそうなだなと思いました。
おすすめの感動回
おすすめの感動回は、第18話の「ゼロから」です。
第18話では、何度死に戻りしても魔女教大罪司教ペテルギウス・ロマネコンティに勝てないと
分かったスバルがエミリアを救うことを諦めレムと一緒に商業都市カララギに逃げようとします。
レムと一緒に逃げるためにスバルは、心情を吐露します。
誰も死なせたくない、エミリアを救いたいと行動したスバルですが、スバルの手の平は小さく
スバルの希望を叶えるためには力が足りない。
ならせめて、レムだけでも救いたい。
このままエミリアと一緒に王選に参加すればレムの死は確定的です。
レムと一緒に逃げれば、レムだけは救うことができます。
心情を吐露したスバルにレムの答えは、「スバル君と一緒に行けません。」でした。
理由は、未来のお話は笑いながらしなくちゃいけないからです。
ナツキ・スバルは英雄では無いから、救いたいと思ったものが
手の平から零れ落ちていって何も残らなかった。
積みあがったのは、救いたいと思った人達の死体だけだった。
救いたい人たちを救うことを諦めたスバルは、笑ってレムとの未来を語ることができなかった。
それが敗因でスバルは、レムに完全に負けたことを認めました。
負けを認めたスバルにレムはナツキ・スバルはレムの英雄だから、
失敗してどんなに転んで傷ついても
立ち上がってかっこいいところを見せて欲しいといいます。
そんな言葉を語るレムにスバルは、俺には何もかも足りない、
弱くてちっぽけなスバルは一人では真っ直ぐ歩ける自信がない。
だから俺が真っ直ぐ歩けるように間違っても気づけるように、手を貸して欲しいといいます。
笑って未来のことを話すスバルにレムの答えは、「はい」でした。
第18話の「ゼロから」はスバルが自分の弱さを認め、スバルの救いたいもの救うためには
他の人の力を借りないと叶わないと気付くお話です。
レムが見てくれているからスバルは、真っ直ぐにエミリアを救う道を歩いていけるし
レムはそんな道を歩いているスバルが大好きなんだと思います。
第18話の「ゼロから」だけは、今まで50回ぐらい視聴したと思います。
毎回、見るたびに新しい発見や感動がある感動回です。
感想
Re:ゼロから始める異世界生活は、近年稀にみる傑作だと思っています。
Re:ゼロから始める異世界生活では、ただの高校生のスバルがエミリアを救いたいから何度も
死に戻りしてエミリアを救える可能性を探す物語です。
スバルに力があれば、無理やり一人の暴力で何とかもできたかもしれませんが
スバルに与えられた力は死に戻り以外に何もありません。
スバルの希望を叶えるためには、他の人の力を借りる事が必須条件です。
人間、自分のことは自分でなんとかできますが他人となるとそうはいかないですよね。
スバルは他人の力を借りるために、交渉し行動しそして失敗を繰り返して人間を学んでいきます。
何が足りていないのか、何が間違っているのか果てしない自問自答と
膨大なトライ&エラーの果てにスバルはエミリアを救うという意思を叶えることが
できるのかというのがこの物語の主題となっています。
スバルのおもしろいところは、スバルが救いたいと思った人を救えなかったときに
自殺して死に戻りをし、状況を繰り返すところです。
スバルにとって、自分の命の優先順位は低くなっています。
でも他人からしたら自分の命を懸けてまで救おうとしてくれる人間を
好きにならないわけがありません。
スバルの周りに人が集まり、スバルが人たらしと呼ばれる所以ですよね。
Re:ゼロから始める異世界生活は、ナツキ・スバルの物語で、今後スバルがどんな活躍を
見せてくれるのか楽しみです。
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