今回は前回行った賢人フリュゲール(過去スバル)が行ったことの後編です。
前編をご覧になっていない方は下記リンクからお読みください。
第4の試練
第4の試練は聖域の開放と白兎の討伐です。
『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season
新キャラクター公開
ライ・バテンカイトス CV:河西健吾魔女教の大罪司教の暴食担当。#rezero #リゼロ pic.twitter.com/XzjANWPsYs
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第2期の01話で暴食の大罪司教ライ・バテンカイトスが登場です。
暴食の権能は、相手の『名前』を食べると、周囲の記憶から食べた当人の存在を奪い、
相手の『記憶』を食べると当人の記憶を奪います。
両方を食べると、抜け殻になった体だけが残ります。
レムは、暴食の権能で名前と記憶を奪われて眠り姫になりました。
レムを眠り姫にした賢人フリューゲル(過去スバル)の目的は
鬼の角の使用過多による世界の憎悪の逆流を防ぐためです。
鬼の角には、世界の憎悪というべき凶悪な意思が内在しています。
鬼の角を使用しすぎると、理性による抑えが効かなくなり暴走状態になります。
ここから先のスバルの戦いは苦難の連続です。
レムがスバルを守る為に鬼の力を使わない理由がありません。
鬼の力を過度に使わせない為に賢人フリューゲル(過去スバル)は
魔女教本に書き込んで暴食の権能でレムの記憶と名前を奪い眠り姫にしました。
クルシュは暴食の権能で記憶だけ奪われてクルシュ自身の記憶を失いました。
ここにいるのは、クルシュの白鯨討伐隊です。
白鯨討伐隊の記憶と名前を奪った暴食の大罪司教ライ・バテンカイトスが
クルシュの名前が分からないわけがありません。
それなのにクルシュは、記憶だけを失っています。
記憶だけを失わせた理由は、フェリスです。
フェリスが断言していますが、もしクルシュの意思が無かった場合
王選から降りていたと言っています。
クルシュ陣営を王選から撤退させない為に賢人フリューゲル(過去スバル)は
魔女教本に書き込んでクルシュの記憶だけ奪いました。
また、クルシュに治癒不可能な権能をかけることで
フェリスを追い込み覚醒を促す狙いもあります。
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スバルたちに立ちはだかるガーフィール…!#rezero #リゼロ pic.twitter.com/VmgcUDT2c9
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聖域の開放の理由の一つは、ガーフィールです。
ガーフィールが聖域からでない場合、エミリア陣営の戦力は低下します。
最後の運命の発生場所は王都なのでガーフィールには、
聖域の外にでてエミリア陣営に入ってもらう必要があります。
次にベティーにも同様の理由で外にでてもらう必要があります。
第2期最終話で屋敷を燃やしたのは、禁書庫を燃やしベティーを契約から解き放ち
外に連れ出す為です。
もし禁書庫が残っていた場合、禁書庫と契約しているベティの行動範囲は
大幅に狭まります。
エミリア陣営の大事な戦力となってもらう為に禁書庫を燃やし、
ベティーを外に連れ出しました。
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決死の逃亡の末、スバルの前に現れたのは…#rezero #リゼロ pic.twitter.com/378GXUhuwx
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3大魔獣の白兎です。
賢人フリューゲル(過去スバル)は、ここで白兎を排除するために
ロズワールの福音書に書き込んでロズワールを操り、雪をふらせました。
ロズワールの大魔力に惹かれて近くにいた白兎がでてくるというシナリオです。
魔獣は、最後の運命時に敵になる可能性が高いのでここで排除という事ですね。
第03話で強欲の魔女エキドナが登場です。
彼女は賢人フリューゲル(過去スバル)と契約を行っており
ナツキ・スバルの観たものを全て観ることができます。
強欲の魔女エキドナの目的も最後の運命の突破です。
原作に下記のような記述があります。
女は初めて、自分の力不足を呪うこととなった。
危難が見えても、手が足りない。窮地に陥っても、救えない。その、力不足を。
目の前は届いても、届かぬ距離は埋められない。何もかもが見通せても、すでに起きた出来事は変えられない。はるか先の災厄に、対処するための命がない。
力はあると、信じていた。それは願いには大きく届かなかった。
知恵はあると、驕っていた。それは望みを辿るための道を示さなかった。
引用:Re:ゼロから始める異世界生活 WEB小説 第六章30 『二層攻略反省会』より
強欲の魔女エキドナの権能「叡智の書」(世界の過去現在未来の全ての情報を知ることができる)でも最後の運命の突破方法は分からないとあります。
強欲の魔女エキドナはエキドナなりに最後の運命の突破方法を探しています。
最後に
ナツキ・スバルの物語は、無限に近い繰り返しによって作られています。
強欲の魔女エキドナの権能「叡智の書」(世界の過去現在未来の全ての情報を知ることができる)は、最善の未来を観るのに最適な権能です。
それでも最後の運命を突破できないのであれば、ナツキ・スバルの答えは一つです。
それは、無数の失敗から正解を作り上げることです。
叡智の書の影響の範囲外の最善とは程遠い失敗からなら正解に辿り着く道筋が
あるのではないかと考えたわけです。
効率は最悪だし、実際に最後の運命を突破できるかどうかも分かりませんが
前に進みつづけることはできます。
どんな状況になろうともあきらめないナツキ・スバルらしい答えだと思います。
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