劇場版 Fate/stay night Heaven’s Feelを鑑賞しました

映画

今日は時間があったので、8月15日に公開された
Fate/stay night Heaven’s Feelを見にいきました。
では、映画感想を行っていきます。

あらすじ

少年は、真実からもう目を逸らさない。
少女を救うために。自分の選んだ正義を貫くために。
魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が
万能の願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」。
その戦いは歪んでいた。
ひとりの少女――間桐 桜は犯した罪と共に、昏い闇に溺れてしまった。
桜を守ると誓った少年・衛宮士郎は遠坂 凛と共闘し、
「聖杯戦争」を終わらせるため、過酷な戦いに身を投じる。
イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは闘争の真実を知る者として、
その運命と向き合い、間桐臓硯は桜を利用して己が悲願を叶えようとする。
「だから──歯をくいしばれ、桜」
激しい風に抗い、運命に挑む少年の願いは、少女に届くのか。
終局を迎える「聖杯戦争」──。
最後の戦いが、遂に幕を上げる。

©TYPE-MOON・ufotable・FSNPC

Fate/stay night Heaven’s Feel 感想

Fateという物語は、馬鹿な男が馬鹿な結末を迎える物語です。
Fateの主人公の衛宮史郎は、正義の味方になるというただの子供の夢に
本気で憧れそして努力して近づいていきました。
その過程で決定的な矛盾を突きつけらます。
衛宮史郎があこがれた正義の味方は多くの人を救うという理想であり
その為には少数の犠牲が必ず必要となります。
要はこれから100人を殺す人殺しを先に殺せばたった一人の犠牲で済むという考え方こそが
正義の味方の根幹です。
大を生かす為に切り捨てる少をできるだけ早く見つけだし殺すという事を行った姿こそが
未来の衛宮史郎のアーチャーの姿でした。
人の為に生きた衛宮史郎の人生はアーチャーの臨んだ、せめて自分の目の届く範囲の人間は
悲しましたくないという想いとはかけ離れていきます。
そんな救いのない衛宮史郎の人生ですが、Fate Heaven’s Feelでは、衛宮史郎は
ただ憧れただけの正義の味方を辞めて、間桐桜の正義の味方となります。
みんなの為では無く、たった一人の為の正義の味方を望みました。
Fate Heaven’s Feelの冒頭で、衛宮史郎は間桐信二の死を目撃します。
間桐信二を殺したのは間桐桜だと分かっていながら間桐桜を殺すことができない衛宮史郎は
この時点で壊れていました。
そこから先は英雄となった未来の衛宮史郎のアーチャーの腕を使い、
本来今の自分ではたどり着けない高みへと昇りつめた衛宮史郎が
憧れた正義の味方という理想を壊しながらそれでも間桐桜を救うという希望を
叶えるために前に進みます。
最強のサーヴァントのバーサーカーを倒し、いつか憧れた英雄のセイバーすらも倒します。
その果てに衛宮史郎は間桐桜を救えるのかというのがFate/stay night Heaven’s Feelの
物語となります。
衛宮史郎の理想の果ては無残に砕け散り己の理想に裏切ら続けるという
結果は変わりません。
結果が分かっていてもそれでも意地を張り進み続けた過程もまた消えてなくなる事もありません。
Fateという物語は、衛宮史郎という人間がただ正義の味方でありたいと願った人間が
どのような結果を得てそしてどのように想ったのかを見る物語だと思います。
劇場版の来場者特典は、クリアファイルでした。
来場者特典は週ごとに違うようななので興味がある方は早めに見られる事をお勧めします。

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